考えてみると、哲学的な気もしたりする。
子供には「なぜなに期」といって、何でもかんでも不思議がる時期があるそうです。
うちの息子もその時期にはまだ早い気もしますが、いろいろと疑問を口にします。
子供にとっては、この世界はきっと不思議でいっぱいなんでしょうね。
それを、親の私が上手に応えられているかも疑問ですけれど。
「パパはどうしてパパなの?」とか訊かれるとすごく困りますけどねw
「どうして赤ちゃんはうちに来たの?」と言われた時も困りましたw
親が子供に訊かれて困ることトップ10に入るっていうけれど、本当に言うんだねあれw
考えてみると、大人は不思議なことも不思議と思わずに生きていたりします。
盲目に信じていて、どうして、なんて疑問は浮かぶこともないんでしょう。私だってそうです。
私が最近不思議なのは、水素水だとかマイナスイオンだとか、いわゆる似非科学的なもの。
どうして、あんな証拠も根拠もないようなものを信じることができるんでしょう?
私は医療関係のお仕事に付いているのですが、何かをするときは必ずエビデンス(根拠)を持って行動するというのが基本です。
水素水って、エビデンスあるの?
明らかに嘘みたいな情報に、どうしてみんなあんなに踊らされてしまうんでしょう?
世の中の大半は嘘で出来ているような気もします。
答えのないことも多かったりします。
それをいちいち不思議がっていたら、生活が送れないから、大人になればなるほど人は不思議だと思うことを無くしていくんですかね。
自分の意志をもってそれを確かめようとするより、何かに踊らされてしまう方が楽には楽だと思いもします。
私も、気づいてないだけで、結局は社会に流されているのかもしれません。
子供の持った「不思議」に考えさせられました。
私も、不思議を、不思議と思わず流してしまわないようにしたいな。
とりあえず、パパはどうしてパパなのか考えてみようかなぁ。