子供の頃からの不思議体験
子供の頃から、不思議なことを経験しました。
霊感が強いというのか、枕元で知らない人が歩いていたり、座ってこちらをのぞきこんでいたりすることがよくありました。
そういう状況になっても、怖がらなかった自分も不思議でした。
金縛りも、よく体験していました。
社会人になって、車の免許を取りに千葉県にある合宿免許に行っていた時も不思議な体験をしました。
合宿場所が、前に海がある民宿でした。
まわりにはとうもろこしの畑があり、民宿のおじさんの手伝いで畑仕事をしたりして教習のない空き時間を楽しんでいました。
合宿3日目の夜のことです。
夜中の3時頃、金縛りに近い状態になったので力を入れて起き上がると、私の隣に寝ている二人の間に丸坊主で痩せ細った青白い男の人が座っているのです。
そして、体を曲げたり起こしたりの動作を繰り返しているのです。
その間、隣の彼女の顔全体を大きな蜘蛛が覆っているのです。
テーブルの上の急須や茶碗は、ばんばんテーブルに打ち付けられています。
その様子を、私は起き上がって見ていました。 外では、波の音がしていました。
朝方、襖を開けて猫が鳴きながら入ってきました。
なんとなくお線香のような臭いがするので、廊下に出て窓から下を見てみたらお墓でした。 しかもお墓に入ったばかりなのか、まわりに人がいてお線香をあげて拝んでいました。 もしかしたら、夜中の男の人なのかもしれません。
このような不思議体験をよくするのです。
不思議体験することが、不思議でなりません。
自分の視覚や記憶だって正しいとは限らない
不思議といえば、人の脳ほど不思議なものはないなといつも思います。それというのも私たち人間は自分の目で見たものがすべてだと思っていますが、視覚は決して信用できるものではないからです。
例えば有名なところではトリックアートやだまし絵なんてものがありますが、これも視覚から脳をだます不思議な感覚の絵だったりアートだったりします。
また脳には記憶するという大事な役割がありますが、この記憶も自分で信じているものが正しいとは限りません。私にももちろん幼い頃から今までの思い出が記憶として残っていますし、どの思い出も実際に体験したことばかりだと思っています。
ですが果たして本当にその記憶が正しいのかとなると百パーセントすべてが正しいと胸を張っては言えません。もしかすると自分の都合の良いように記憶の改ざんをしているかもしれませんし、そこまでいかなくてもただの勘違いや記憶違いといった可能性だってあります。
このように私たち人間というのは他人からの情報をすべて鵜呑みにすることはなくても、自分で見て聞いたことは信じているものです。ですがそれこそが間違いで、自分のことであっても決して絶対正しいとは言えないということを知っておきたいものです。
噂をすれば影といったことがけっこうありますね
この世の中にはまだ解き明かされていない不思議な謎がたくさんあります。それはモアイ像やピラミッドといったものですが、こうした大規模な謎だけでなく、私たちの周りにだって小さな謎はけっこう溢れているものです。
例えば私がしょっちゅう経験するのは「噂をすれば影」というようなことです。久々に頭をよぎった人と数年ぶりにばったり出会ったり、誰かの噂話をしているとその相手が現れることが日ごろからよくあって、そのたびに不思議だなぁなんて思います。また家族で「あの芸能人、最近見なくなったね」なんて話をしているとテレビで見かけたりすることもあります。
こうした偶然は誰にでも一度や二度は心当たりのあることだと思うのですが、それにしたって噂をしたとたんにめったに会わない人と顔を合わすなんてことがしょっちゅうあると、言葉には人を呼び寄せる何かがあるんじゃないかと思ってしまいます。
言霊という言葉がありますが、まさに言葉には魂があって、誰かの名前を声に出して言うことでそれが伝わるのではないかと思うのです。とはいえ実際に本気で言霊を信じているわけではありませんが、偶然にしては出来すぎだと思うこともあるので、やっぱり「噂をすれば影」って不思議な話ですね。
人間の体の不思議について
私が不思議に思うことは人間の体です。
出産後、溢れてくる母乳に最初戸惑いました。
しかも、赤ちゃんも飲むのが下手でわたしも上手にあげられず四苦八苦の毎日でした。
最初は溜まり乳で2,3時間授乳が空くとパンパンになりました。
ですが3ヶ月を過ぎる頃には需要と供給がうまく噛み合い、これまたびっくりするくらい胸は張らなくなりました。
そして、息子が1歳6ヶ月を過ぎたある日、妊娠が発覚。
母乳をあげていたせいか、生理が来ず、1回目があったときにまた生理生活かぁなんて思っていたらまさかの2回目がなかなか来ないので検査薬で試した結果妊娠がわかりました。
まさか1回の生理で排卵が行われ、妊娠するなんて。 と驚きしかありませんでした。
それに伴い、まだ母乳を飲んでいた息子には断乳が待っていました。
一週間前から言い聞かせ、いざスタート。
1日目、産後すぐのようにお乳がパンパンになりました。
痛くて痛くてどうしようもありません。
欲しがる息子に何度飲んでもらおうかと思ったくらい、痛いのです。
絞るとまた作られてしまうので、最小限にしぼり、なんとか1日目を終えました。
次の日、産院でアドバイスをもらい乳の様子も落ち着いてきました。
3,4日目をすぎるとこれまた不思議にしぼんでしまったお乳(笑)
人間の体って本当に不思議。
双子の子育てで不思議に感じること
私が一番身近に感じる不思議といえば、我が家の子供たちのことです。我が家の子供は双子なのですが、双子の子育てをしているといろいろ不思議だなと感じることがあるものです。
一般的な双子のイメージというと同じタイミングで行動をしたり同じようなことを考えていたりといったものだと思いますし、私も子供たちが生まれるまではそう思っていました。
ただ実際に我が子の成長を見ていると、同じ行動や同じ考えというのは一緒に育っているからある程度似ていても当たり前だと思いますが、くしゃみやあくびのタイミングまで同じなのにはびっくりします。
これは生まれたときからそうで、まだ言葉を話せない赤ちゃんだったころからほぼ同時にくしゃみをしたり寝返りを打ったりして思わず笑ってしまったこともありました。
このように双子というのは些細なことでも本当によく似ています。
また以前テレビで観たエピソードに、生まれたときに生き別れた双子の兄弟が全く別の人生を歩んでいるはずなのに、似通った人生を歩んでいたといったものがありました。
さすがに我が子の場合はそこまでドラマチックなエピソードはありませんが、この先もまだまだ私を驚かせてくれることはありそうだなと思っています。
偶然の一致だけで片付けるには不思議すぎる
物事には奇跡とした言いようがない偶然の一致というものが存在します。例えばリンカーン大統領とケネディ大統領がそうです。例えばリンカーンとケネディが暗殺された日は一緒で、しかも二人を殺害したとされる犯人は護送中にコルト社製の銃で射殺されています。
そのほか細かなところでリンカーンとケネディは一致するところが多いようです。確かにいろんなところで一致するので不思議だなという気もしますが、もしこれが科学的に解明するなら最初に日付の一致があって、後は両者に一致するところだけを拾い上げていったということなのでしょう。
両者に一致してないところはスルーすれば良いだけの話なのですから。さらにどちらも関係者にジョンソンという名前の人がいたらしいですが、それも日本だと太郎や花子のような海外にはよくある名前だったのかもしれません。
そういう風に何とかそれらしい説明をつけてみましたが、実は私自身はこういったことを信じているわけではありません。本当のところは私も不思議だなという気持ちのほうが強いからです。
そしてこんな風に世の中には偶然の一致では片付けられないようなことがいろいろ存在します。有名なところではタイタニックの事故は小説で予言されていたと言いますし、ひょっとしたら科学で解明できないこともいろいろあるのかもしれません。
終末の音の正体を知りたい
世界には不思議なことが多々あります。私が最近不思議だなと思うのは終末の音と呼ばれる「アポカリプティックサウンド」です。この音は2010年以降から世界各国で聞かれるようになったと言われています。何の音なのか正体も分かっておらず、まるで悲鳴のようです。
私はネットに上げられていた動画でこの音を聞いたのですが、不安を煽るような音に終末の音と感じてもおかしくないと思いました。地球が終わりを迎え始めているのではないか、UFOが発生されている音ではないかなど、様々な憶測が流れていますが、現状では何も掴めていません。
特定の地域でしか音が鳴らないのであれば、その地形が関係しているだろうことは間違いありません。ですが終末の音は場所を選ばず世界各国でその音を轟かせています。しかも昔から鳴っているわけではないという点を鑑みると、もしかしたら地球温暖化が関係しているのかもしれません。
もし地球温暖化が原因であるのであれば、おのずとその正体も知れるというものです。恐らく氷河などの氷が解けるときに発生しているのではないか、私はそう考えています。
とはいえ氷河のような巨大な塊が世界中にあるとも思えませんし、推測の域は出ません。いずれはその正体を知りたいものです。
冤罪はいかにして生まれるか
人間の記憶ってホントに当てになりませんね。例えば昨日の夜何を食べたかを覚えていなかったり、毎日のように通って目にしているはずのお店がなくなった途端、そこに以前何の店があったのかを忘れたりといったことはよくあります。
私などまだ物忘れをする年齢ではなく、自分の記憶には自信があるほうなのにそれでもほんの少し前のことが記憶にないなんてことがあります。
そう言えばテレビで以前こんな実験をやっていました。被験者の記憶を探る実験で、まず特徴のある一人の人を見せます。そのしばらく後に先ほどの人がどんな人だったかを思い出してもらうという実験です。
私が見たものでは特徴的な髭を生やしていたり、真っ赤な帽子を被っていたりなど、どこか一箇所特徴のあるものにしておくと、それ以外のことは覚えていない人がほとんどでした。被験者の中には老人を若者と記憶している人や背の高い人を低いと記憶している人がいて、そこまで記憶があやふやになるのかと私自身驚いたものです。
この実験は事件が起こったときの目撃談がいかに当てにならないかを試したものだったのですが、確かにこの実験どおりなら目撃者や目撃談などは当てになりそうにありません。こうして冤罪が生まれていくのかもしれないと空恐ろしくなった私でした。
種も仕掛けもない心理テクニックが不思議でならない
不思議なものといえば、私は手品が思い浮かびます。特に最近の手品というのはどう考えてもトリックやタネの入る隙のないものもあり、本当にどうなっているんだろうとテレビや動画で手品を見るたびに思います。
手品のタネを暴こうとするのは野暮だと思うのですが、それでもどうなっているのか仕掛けを知りたくなるのが人情というものです。
例えるなら大掛かりな仕掛けというのはまだそこまで不思議に思わないのですが、マジシャンが町に出かけ、その場その場で不思議な現象を起こす手品というものがあります。こうしたものは本当に不思議でなりません。
仮にサクラを仕込んであったとしても無理だろうと思うような手品もあるし、できることならそうしたすべての種明かしを知りたいものだとさえあります。そして不思議といえばもう一つ不思議なのが少し前に話題になったメンタリズムやマインドハックと呼ばれるものです。
これらはそれこそ手品のように仕掛けもないし、手品以上に不思議です。これは人の心を読んだり誘導したりできるテクニックだけのものですが、こうしたテクニックを使える人が世の中にもっと増えてきたら、自分の考えていることが他人に筒抜けになってしまいそうで怖いですね。
全身麻酔がなぜ効くのかは分かっていないらしい
私が不思議なのは麻酔です。以前聞いたことがあるのですが、麻酔が効く理由はいまだに分かっていないそうです。
局所麻酔は効く理由が分かっていますが、全身麻酔のみ原理が解明されていないのです。ある程度は分かっているらしいのですが、詳しいことはさっぱりだそうです。
私が不思議なのは原理も完全に解明されていないあやふなやものを医療に使っているという点です。分かってないものをよく医療に使おうと思ったものです。しかも麻酔は医療で長年使われているもののはずなのに、いまだに解明できていないというのもどうしてなんだろうとつくづく思います。
今の技術であれば、解明できてもおかしくはないのではと考えてしまうのです。解明されてもおかしくないものが解明されていない、それが一番不思議です。
また医者は原理は知らなくても種類や効果はきちんと知っています。それでも麻酔による事故は少ない確率ではありますが、起きてしまうそうです。局所麻酔よりも全身麻酔のほうが事故は起きやすいと言われています。
というのも全身麻酔を打たれると自力で呼吸ができなくなるからです。ですが原理が完全に解明されれば、全身麻酔による医療事故が減るかもしれないと思うと、早く解明されて欲しいものです。