押井守監督の不思議について期待を込めて
人を感性の冷たい聖域に連れ出すような希有なアニメを作る人です。
アニメーションよりも僕にとっては大事なのが環境映像作品です。
押井監督は純粋なアート映像も作る人です。
東京静脈という都心の川をボートからの景観を川を進みながら撮影し映像化した物があります。
幽玄な川井憲次氏の音楽でどこにもない優れた作品になっています。
アニメでは没頭が生まれるけれど、こちらは更に高い次元に人を運んでくれます。
信頼の置ける監督なんだと思います。
もう一つ愛知万博で使われためざめの方舟という映像作品があります。
これも唯一無二の仕上がりになっています。
夢を夢と言わせない力があります。
それは価値観を超越したなにかという事になります。
押井守監督の作品のような世界にこれから世界がなっていって欲しいです。
不思議な世界が押井守監督の周りには溢れだしているのかもしれないです。
これからもっともっとそれが集まり濃くなり第二第三の押井守監督やその申し子たちが現れ僕ら自身が皆それに融合していくように感じます。
生きててよかったという現実ができてくると思います。
何かを信じるという不思議を信じたらよいのです。
みんな目指す方向はおなじなのかもしれません。
自由に生きられるのかもしれないですね。
功罪は脱ぎ捨てて。